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蓼科高原映画祭。

 投稿者:マーガレット  投稿日:2009年11月 1日(日)13時25分18秒
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  日本映画界の巨匠、小津安二郎監督(1903〜63年)ゆかりの茅野市で10月31日、「第12回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」(実行委員会主催)が開幕した。「今、だからこそ家族」をテーマに11月1日まで、小津作品や話題の映画を上映。小津監督ゆかりの人たちの語らいなど多彩な催しを繰り広げる。

 初日は話題作の一つとして第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」を上映。主演の本木雅弘さんも登場し、「小津監督が亡くなった後の世代だが、10代のころから小津作品を見続けてきたファンの一人。今、映画界に身を置いて偉大な先人と同じ道を歩ませていただいていることを光栄に思う」とあいさつした。

 人気の本木さんの来場とあって、会場の茅野市民館には午前6時半ごろから整理券を求める人たちが集まった。一番乗りで最前列を獲得した山梨県韮崎市の主婦山田信子さん(38)は「シブがき隊のころからのファン。生で見たかった。一生の記念になる」。茅野市の30代の女性は「初恋の人。目に焼き付けていきたい」と話していた。

 11月1日は小津作品としてサイレント・モノクロ作品の「その夜の妻」と初のカラー作品の「彼岸花」の2本を上映。「その夜の妻」では沢登翠さんが活動弁士を務める。「小津組」の名優佐田啓二さんの長女で女優・エッセイストの中井貴恵さんによる小津映画の朗読「音語り/晩春」や元小津組プロデューサー山内静夫さんとのトークセッションも行われる。

 ほかに「60歳のラブレター」「旭山動物園物語」「キャラメル」を上映する。会場は茅野市民館と新星劇場。小津監督が脚本家の野田高梧さんとともに名作を生み出した同市蓼科の山荘「無藝荘」は無料開放する。(長野日報)

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